- 東映アニメーションミュージアムとは?
- 東映アニメーションギャラリーに入るまで
- 東映アニメーションギャラリーの内部
- 中庭
- 『長靴シリーズ』ペロの立像
- 黒板
- 自然溢れる植物ゾーン
- ベンチ
- 藪の中にいるマジョリカさん
- ハグたんとハナちゃん@ベビーカー置き場
- デジモンの足跡
- プリキュアとデジモンのシルエット
- 展示室
- ルフィと孫悟空
- 東映アニメーション歴代作品アーカイヴス
- アニメの仕組み体感コーナー(設定資料・絵コンテ・セル画等)
- おしりたんてい
- 歴代プリキュア大集合!
- 企画展『プリキュア遊べる広場』
- ショップ
- 『東映アニメーションミュージアム』利用案内
- 住所
- 交通機関
- <西武池袋線「大泉学園」駅北口より>
- <西武池袋線「石神井公園」駅北口より>
- 開館時間
- 定休日
- 入館料
- まとめ:東映アニメーションミュージアムはいいぞ
- 関連
『東映アニメーションミュージアム』に行ってきました!
今回、プリキュア15周年記念映画である『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を鑑賞のために、制作地的な意味で聖地である大泉まで行ってみようという事で、それに併せて東映アニメーションミュージアムにも訪問してみました。
ネタが盛りだくさんの非常に面白い場所でしたので、どんな感じだったかまとめてみました!
東映アニメーションミュージアムとは?
東映アニメーションミュージアムとは、東京都練馬区東大泉のアニメーション制作会社『東映アニメーション』大泉スタジオ1階に設置されているアニメーションギャラリーです。
2003年から2014年まで設置されていた「東映アニメーションギャラリー」が前身で、大泉スタジオの建て替えに伴って2018年7月28日にリニューアルオープンしました。
最寄り駅の大泉学園駅から東映アニメーションミュージアムまでは、歩いて15分程とちょっと歩きます。大人の足でサクサク歩いてそのくらいなので、お子さん連れだともう少し時間が掛かると考えたほうがよいです。
道を挟んで真向かいには東映関連映画にめちゃくちゃ強い映画館「T・ジョイSEIBU大泉」があり、その裏にはスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズを始めとした特撮ドラマではお馴染みの「東映東京撮影所」もあるので、東映アニメーションミュージアム一帯で丸一日潰せる立地だったりします。
東映アニメーションギャラリーに入るまで
東映アニメーションギャラリーに入るには、入り口にある受付で用紙に必要事項を記入する必要があります。ショップのみの利用であれば記入不要です。
警備員さんから用紙をもらい、名前・住所(県のみ)・訪問回数・同伴者くらいの簡単な内容をちゃちゃっと書いてしまいましょう。
用紙を返すと入場パスを渡してくれます。1969年から始まる『長靴をはいた猫』をベースにしたアニメーション『長靴猫シリーズ』のキャラクター、ペロが印刷されたパスです。これをもらえるだけでテンションが上ります。これを胸に貼って堂々入場です。
この入場パスを持っていれば当日に限り再入場できるので、再入場を考えている方は無くさないようにしましょう。
東映アニメーションギャラリーの内部
東映アニメーションギャラリーの内部は、『中庭』『展示室』『ショップ』の3セクションに分かれています。
中庭
受付から入るとまず中庭ゾーンになります。
『長靴シリーズ』ペロの立像
先程の受付の画面にも写り込んでいますが、入り口を入るとすぐペロの立像が出迎えてくれます。
立像の後ろには『長靴猫シリーズ』に登場するネズミのキャラクターが4匹います。
毎時00分になると音楽とともに噴水が出てきて、ちょっとしたショーが始まります。ネズミさんたちが捕まっている筒から水が飛び出てきます。
黒板
ペロの立像を右に曲がると、黒板ゾーンがあります。ここは黒板で好きに絵を書くことが出来るスペースで、画像のように思い思いのキャラクターの絵を書いているようでした。アンパンマンやドラえもん、ウルトラマンも描かれていてやりたい放題な感じが最高でした。
自然溢れる植物ゾーン
中庭には自然がかなり溢れています。
全部は撮影できませんでしたが、画像のようにソメイヨシノやブルーベリー等、あまり草木に詳しくない私でも知っているような品種も植えられていました。訪問した11月らしい落ち着いた風景でしたが、また春になって暖かくなってくるとまた違った景色が見られることと思います。
ベンチ
休憩用のベンチにも東映らしいデザインが取り入れられています。
まずはこちら。1999年放映の『デジモンアドベンチャー』から始まるデジモンシリーズに出てくるデジモンの卵ですね。
そしてもう一つ。こちらも1999年放映開始の「おジャ魔女どれみ」から始まるおジャ魔女どれみシリーズの歴代変身グッズがあしらわれたベンチです。あのリズミカルでシンプルな変身、好きだったなぁ。
藪の中にいるマジョリカさん
おジャ魔女どれみ仕様のベンチの脇には、どれみたちを魔女の世界へ引きずり込んだマジョリカさんがいます。ものすごく久々に見ましたが、改めてよくよく見ると何だか安心するフォルムをしていますね。
ハグたんとハナちゃん@ベビーカー置き場
ベビーカー置き場では、『HUGっと!プリキュア』のハグたんと、『おジャ魔女どれみシリーズ』のハナちゃんの2大赤ちゃんキャラクターがお出迎えしてくれました。
ハナちゃんは最後の方は成長してしまっていたので、赤ちゃん姿は十数年ぶりに見たかもしれません。
デジモンの足跡
展示室入り口の左手に、デジモンの足跡がありました。卵から孵って少しずつ大きくなっていく凝りっぷりです。足跡をたどっていって、最後に『アグモン進化〜!』と叫びたくなってしまいました。アグモンの足跡で合っているかどうかはわかりませんが。
プリキュアとデジモンのシルエット
展示室は全面ガラス張りになっているのですが、そこにプリキュアとデジモンのシルエットシールが貼り付けられていました。シルエットだけでもかなり分かるもんですね 。ガラス張りになっているせいで展示室内の人からも自分のことは見えるので、撮影する際にはお気をつけてくださいね。
展示室
お次は展示室です。撮影できないポイントが多かったので、公式ホームページの画像も引用しながらのご紹介です。
ルフィと孫悟空
『ワンピース』の主人公「モンキー・D・ルフィ」と、『ドラゴンボール』の主人公「孫悟空」の大きなフィギュアがありました。ここで一緒に写真を取れるようになっていました。
日本が世界に誇るキャラクタービジネスの大御所であるこの2作品も、東映アニメーションで制作されているんですよね。本当にすごい。
ちなみに、孫悟空の隣には、3Dホログラムディスプレイを利用して『HUGっと!プリキュア』のキュアエールがダンスをしているコーナーがありました。こちらは撮影禁止だったので、残念ながらご紹介は文章のみとなります。
東映アニメーション歴代作品アーカイヴス
これまで東映アニメーションが手掛けてきた過去作品の情報がまとめられた、巨大なタッチパネル付きアーカイヴスがありました。
各作品がアイコンで表示されており、任意の作品にタッチすると該当作品の情報やOP・ED映像を流すことが出来るという仕様になっており、昔見た作品を探したりしてかなり楽しめました。お子さんたちもポチポチ触っていて、とても楽しそうにしていました。
こちらは撮影禁止だったので、公式ホームページの画像を引用させていただきます。
引用元:東映アニメーションミュージアム(https://museum.toei-anim.co.jp/)
アニメの仕組み体感コーナー(設定資料・絵コンテ・セル画等)
アニメの仕組みを体感するためのコーナーもありました。
背景とキャラとエフェクトのセル画が組み合わさって1つの絵になっているだとか、複数枚の絵コンテを連続させることで動きを表現している等、アニメがどうやって出来ているかがよく分かる展示でした。
こちらも撮影禁止だったので、公式ホームページの画像を引用させていただきます。
引用元:東映アニメーションミュージアム(https://museum.toei-anim.co.jp/)
おしりたんてい
最近NHKで放送されている『おしりたんてい』と一緒に写真を撮ることができるコーナーも有りました。これも東映アニメーションなんですよね。
画像でお分かりの通り、おしりたんていのおならの中に入って写真を撮るという、顔出し写真が好きな私でも躊躇してしまうような、なかなかマニアックな写真コーナーです。私が滞在している時に見る限りでは、誰も写真撮っていませんでした…。
歴代プリキュア大集合!
初代から最新作『HUGっと!プリキュア』まで述べ55人のプリキュアの等身大パネルが並べられているエリアもあります。結構高いはずの天井スレスレまで並べられています。55人も並ぶと圧巻ですね。
うまいこと皆の顔が出るように調整されていて、プロの仕事を感じられました。
企画展『プリキュア遊べる広場』
私が訪問した2018年11月11日時点では、企画展『プリキュア遊べる広場』が開催されていました。
『HUG!っとプリキュア』のプリキュア5人とハグたん、ハリーのパネルがあり、一緒に写真を撮れるようになっていました。
キュアエトワールだけバリバリにポージングを決めてるのは、一流フィギュアスケート選手であるプライドからくるものなのでしょうか。
その隣には敵組織「クライアス社」の幹部、チャラリートとリストルさんのパネルもありました。悪役好きも楽しめる東映の心配り。
「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が、「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」でギネス世界記録に認定された事をお知らせする立て看板もありました。
他にも、ボール遊びコーナーや、絵本コーナー等々、お子さんたちが楽しめるアトラクションがたくさんありました。スペース自体は非常に狭いのですが、プリキュア好きのお子さんだと永遠に動かなくなるであろうことが容易に想像できる充実っぷりでした。
引用元:東映アニメーションミュージアム(https://museum.toei-anim.co.jp/)
ショップ
東映アニメーション関連作品が販売されているショップです。
訪問時はプリキュアの映画が公開中だったということもあってプリキュア推しがすごかったですが、それ以外の作品のグッズも勿論置いてありました。
結構大きくスペースを取っていたのが、「Dr.スランプ アラレちゃん」と「ゲゲゲの鬼太郎」。ゲゲゲの鬼太郎は最近ゆるキャラ系の作品を推してきていますよね。2018年放送の第6期はしっかりホラーしてて非常に好きです。
人が絶えずいらっしゃっていたので、ショップ全体の写真はありません。リニューアルしたばかりでとても綺麗なところなので、是非足を運んで商品も実際に手にとって見てみてくださいね。
『東映アニメーションミュージアム』利用案内
以下は公式ホームページからの引用です。
住所
〒178-8567 東京都練馬区東大泉2-10-5
交通機関
<西武池袋線「大泉学園」駅北口より>
- 徒歩:約15分
- バス:北口を出てすぐ右手にあるバス停1番乗り場から「和光市駅南口・長久保 行き」乗車、「東映撮影所前」下車(約5分)
- タクシー:北口から右手にタクシー乗り場がございます。
<西武池袋線「石神井公園」駅北口より>
- バス:1番乗り場から「成増駅行き」もしくは「石神井循環」に乗車、「東映撮影所前」下車(約10分)
(バスをご利用の場合は石神井公園駅からの方が比較的本数が多くございます)- タクシー:北口・南口各ロータリーにタクシー乗り場がございます。
【ご注意】駐車場、駐輪場はございませんので公共の交通機関をご利用ください。
開館時間
午前10時 ~ 午後5時
※最終入館は午後4時30分定休日
水曜日、その他不定休
※2018年8月15日(水)には開館しています。入館料
無料
引用元:東映アニメーションミュージアム(https://museum.toei-anim.co.jp/)
まとめ:東映アニメーションミュージアムはいいぞ
東映アニメーションミュージアムに行ってきたので、どんなものがあったかまとめてみました。
密度がとても高い場所で、コンパクトな空間に東映アニメーションの半世紀の歴史が詰め込まれているとてもエキサイティングな場所でした。それにもかかわらず入館料無料だなんて、本当にすごいと思います。
親子連れの方は勿論、東映アニメーション作品に親しんだ方は絶対楽しめる場所ですので、是非足を運んでみて下さい。
それでは!