今回はChromeを再起動する方法についてです。
しかも、アドオンなしで、開いていたタブはそのまま復元してくれ、設定すればワンクリックで実行できる方法できるのです。
そんな便利な機能が、実は公式で実装されているので、ご紹介します!
Chromeを再起動するべき時はこんな時
Chromeを再起動するときと言えば、こんなときでしょうか。
Chromeの動作が重い時
Chromeの動作が重い時、とりあえずChromeを再起動してみると、使用していたメモリが解放され一気に動作が軽くなる場合があります。
Chromeの動作が重い場合、大体は再起動である程度軽くなりますので、是非積極的に再起動してみてください。勿論、メモリを著しく消費する使い方をしている可能性も高いので、再起動を随時行うと同時にメモリを増設するといった他の手も考えてみてください。
尚、Chromeの重さ解消施策については、以下記事でもまとめていますので、Chromeの動作にお困りの方は併せて確認してみてください。
動画をうまく再生できない時(Adobe Flash Playerが原因?)
私の場合だけかもしれませんが、Chromeを暫く使っているとTwitterやニコニコ動画といった動画サイトがうまく読み込まれない時があります。
どれも動画プレイヤーにAdobe Flash Playerを利用しているページで発生しているようなので、恐らくこいつが悪さをしているのだろうと思って色々トラブルシューティングしているのですが、いまいち解決できないまま…。
そんな時、取り敢えずタブを読み込み直すかブラウザを再起動してみると調子がよくなります。
タブを読み込み直すより公式機能でブラウザごと再起動をかけてしまう方が簡単だと感じているので、私はブラウザ再起動をよく使っています。
Chromeの再起動方法(公式機能を利用)
では、Chromeを公式機能を使って再起動する方法の紹介です。
通常版(アドレスバーにコマンド打ち込み)
まず、Chromeを再起動するためのコマンドは、以下です。
この「chrome://restart」をChromeのアドレスバー(URLを入力するところ)に打ち込み、エンターキーを押し込んで下さい。
すると、Chromeが一旦終了し、元々開いていたタブを含めた状態で改めて立ち上がります。
これだけです!
ワンクリック版(ブックマークにコマンドを登録)
ワンクリックで再起動することも可能です。再起動コマンドをブックマークに登録してしまえばOKです。
「再起動する度にいちいちアドレスバーにコマンドを打ち込むなんてめんどくさい!」という方は、こちらをお勧めします。
適当なページをブックマークする
まず、何かしらブックマークを作ります。本当に何のページでもいいです。
アドレスバー脇にある星マークをクリックしてもらえれば一発で登録完了です。
ブックマークの名前は適当に「再起動」とでもしておきましょう。
ブックマークのURLを、再起動コマンドに書き換え
次に、登録した適当なブックマークの中身を書き換え、保存します。
該当するブックマークをブックマークバー等で参照し、右クリックから「編集」をクリックすると、「ブックマークを編集」という画面に移ります。
その際に、「URL」という項目に、先程使ったコマンド「chrome://restart」を入力し、保存します。
以上で完了です。
あとは再起動コマンドに書き換えたブックマークをクリックするだけで、簡単に再起動ができるようになります。
Chromeの公式コマンドを使って再起動するメリット・注意点
Chromeを再起動するためのアドオンも数多くありますが、公式コマンドを利用するメリットおよび注意点は、以下の通りです。
アドオンを追加しなくていい=アドオン間の干渉や動作の重さが関係なくなる
公式機能を使えば、アドオンを使わなくて済みます。
アドオンをたくさん入れていると、アドオン間で干渉を起こして機能がうまく働かなかったり、メモリを食って動作が重たくなったりしてしまう事も多々あります。
アドオン関係でトラブルが起きるとアドオンを1つずつオンオフしなければならず、そんな手間なことは出来るだけ避けたい!
という事で、公式機能でサクッと再起動してしまえば、余計なアドオン問題なんかも発生しないのです。
開いているタブを復元してくれる
公式機能を使って再起動する場合、開いていたタブは自動で復元してくれます。これも地味に便利な機能です。
設定によっては、ブラウザを閉じて改めて立ち上げようとすると、前回終了時に表示していたページを改めて表示してくれません。
私も、日頃の作業にすぐ取りかかれるよう特定のページを表示するよう設定しているので、タブを復元しない再起動をかけると非常にめんどくさいのです。
そんなタブについても、公式コマンドを使えば元通り復元してくれるので、ノーストレスです!
タブ内での作業はしっかり保存を!
ただ、クラウドツール等を利用してタブの中で作業していた内容は、しっかり保存しておいて下さいね。
強制的に再起動がかかるので、場合によっては作業内容が消えてしまう可能性もあります。
大切なデータはしっかり随時保存してくださいね!
まとめ
ということで、今回はChromeの公式コマンドを利用した再起動についてでした。
仕事・プライベートのどちらもChromeをかなり使っているのですが、最近Chromeの動作が重たくなる現象が多発しており、再起動を実行する事が非常に多いので当記事を書いてみました。
逐一ブラウザを終了させてまた起動する、、、みたいなことをしていると手間で仕方ないので、折角実装されているコマンドを使って快適に再起動しちゃいましょう!
それでは!