音楽

【レビュー】ザ・なつやすみバンド – パラード

9月になり、急に秋めいてきました。うだるような暑さが和らいで、外に出たくなるような適度な涼しさが心よい。私の大好きな季節です。

こんな日にふと聴きたくなったのがザ・なつやすみバンドの「パラード」。

バンド名からして夏感満載ですが、楽曲の雰囲気から個人的には夏と秋の狭間の時期に聴きたくなる一枚です。YouTubeにタイトル曲のPVがあったので、貼っておきますね。

バンドの結成理由からして応援せざるを得ません。毎日夏休みだったらいいのになぁ。

2008年4月「毎日が夏休みであれ!」という信念の元、結成。
温かくも透き通った伸びやかな歌声、
叙情的かつセンチメンタルな歌詞とメロディにはどこか懐かしさがあり、
ピアノ・ベース・ドラム、そしてスティールパン・トランペットなども加わったアンサンブルは、
ストレンジで癖になる唯一無二のサウンドを生み出している。
http://natsuyasumiband.blogspot.jp/p/profile.htmlより引用

トランペットとスティールパンが入っているのが、他のバンドとは違う所でしょうか。それらはビシッとしている他の楽器群の緊張感を和らげ、ボーカルとの相性もあってアルバム全体の心地の良い気だるい雰囲気で包んでいます。

個人的に好きな楽曲は表題曲「パラード」(上のPV曲)と「SSW〜スーパーサマーウィークエンダー〜」。
パラードはこのバンドスタンダード編成の曲。この曲を聴いていいかもって思った方は、他の楽曲も間違いなくお気に入りになると思います。まずはPVからお試しいただきたいです。次曲「(春)はどこへ行った?」への繋がりも最高。いつもそのまま一気にアルバム最後まで聴いてしまいます。

アルバム中盤にある「SSW」は、スーパーサマースーパスーパサマーサマーというサビが印象的。終盤の「毎日がなつやすみだったらいいのになぁ」コーラスは思わず一緒に合唱してしまいます。シンセのコード弾きから始まり、他の曲では入っていないエグい音の爽やかシンセソロありと、他の曲とは若干系統が違います。生音とシンセの合わせ技が大好きな私としては外せない楽曲です。「SSW」以降はとても落ち着いた楽曲が続いているので、アルバムの区切り役としても重要な一曲。

涼しくなってきたけどまだ少し暑い、夏と秋の狭間。気だるい昼下がりや窓全開にしたドライブのおともにいかがでしょうか。毎日が夏休みだったらいいのにな〜♪

それでは!

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もいもい
多趣味なリーマン。音楽・ゲーム・旅行等を中心に、興味を持った事柄について取り上げていきます。