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【2019年版】macで音声付き動画(画面キャプチャ)を無料で撮影する方法

【2019年版】macで音声付き動画(画面キャプチャ)を無料で撮影する方法

こんにちは、またDAWをいじり始めたタカムラマサユキです。

最近超サボっていたDAWいじりを再開するにあたって、随時DAWの画面や音を共有できるように「画面のキャプチャを音声付き動画で撮影したい!」と思いました。

DAWに限らず、画面キャプチャができればゲーム実況やライヴペインティング等も配信出来るようになるので、非常に便利ですよね。

そういう訳で無料ツールの寄せ集めで環境構築をしましたので、その時に必要だったツールや手順を全部まとめてみました!

確認環境

私のmacの環境は以下のとおりです。

デバイスMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
OSmacOS Mojave 10.14.2
プロセッサ2.8 GHz Intel Core i7
メモリ16GB 1600MHz DDR3
グラフィックAMD Radeon R9 M370X 2048 MB
Intel Iris Pro 1536 MB

音声付き動画(画面キャプチャ)に必要なツール

必要なツールは以下のとおりです。

  • QuickTime Player(動画再生・録画ソフト)
  • Soundflower(仮想サウンドデバイスソフト)
  • LadioCast(ミキサーソフト)

「QuickTime Player」はmacに標準でインストールされています。動画を再生する際に立ち上がるので見かけたことがある方も多いと思います。

「QuickTime Player」だけでも画面の撮影をすることは出来るのですが、デフォルトでは画面内録音用サウンドデバイスが搭載されていないので、「Soundflower」を使ってソフトウェアから出力される音声の録音も出来るようにします。

そこから更に「LadioCast」を組み合わせることで、複数チャンネルからの音声を1つにまとめられるようにします。これで画面内の音声とマイクからの音声をあわせて録音出来るようになります!

音声の録音経路を画像にまとめると以下のような感じです。仮想サウンドデバイスをSoundflower、ミキサーをLadiocastと置き換えて下さい。

上記のようなコンセプトで、環境を構築していきます!

音声付き動画(画面キャプチャ)環境構築方法〜Soundflower編〜

Soundflowerをインストールする

1.dmgファイルをダウンロードする

以下のURLから頒布先に飛びます。

https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases/

「Soundflower-(バージョン名).dmg」という項目があるので、そこをクリックしてダウンロードします。この記事執筆当時のバージョン名は「2.0b2」です。

soundflower ダウンロードする場所

2.pkgファイルを開く

dmgファイルをマウントすると複数ファイルが出てくるので、pkgファイルを開きます。

soundflower pkg

開くと、以下のような「開発元が未確認のため開けません」という警告が出る場合があります。その場合、「システム環境設定→セキュリティとプライバシー」の下部にある「このまま開く」をクリックすれば、インストーラーが起動します。

3.インストーラー

インストーラーは画面の指示通りに、「次へ」をクリックし続ければOKです。

ただ、私の環境ではエラーが出てすんなりインストールできなかったので、その時試してほしい解消法も書いておきますね。私は以下の手順で解消出来ました。

Soundflowerがうまくインストール出来ない時の手順
  1. dmgファイルをアンマウントする
  2. 「セキュリティとプライバシー」の左下にある鍵を外す(クリックしてパスワード入力)
  3. dmgファイルを再びマウント、インストールを実行する

5.インストールできたかの確認

「システム環境設定→サウンド→出力」の画面へ行き、Soundflowerの項目が追加されていれば完了です!

Soundflowerの設定

「システム環境設定→サウンド→出力」で、サウンドを出力する装置を「Soundflower(2ch)」に設定してください。

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音声付き動画(画面キャプチャ)環境構築方法〜LadioCast編〜

LadioCastをインストールする

App Storeで検索窓から「LadioCast」と調べれば出てくるので、そのままインストールして完了です!

 

LadioCastの設定

画面の見方は以下の通りです。

  1. 入力元
    「システム環境設定内→サウンド→出力」内のどのソースからの音声を入力するか指定
  2. 出力先
    「LadioCast」内の音声の出力先(「出力メイン」「Aux 1」等)を指定
  3. 出力先
    「システム環境設定内→サウンド→出力」内のどのソースへ音声を出力するか指定

上記の画面の見方を踏まえて、以下のような感じで設定してみてください。
各項目の解説は以下のとおりです。

  • 入力1(赤枠)
    PC内の音を入力するためのチャンネル
    入力元を「Soundflower(2ch)」に指定
    出力先を「メイン」「Aux 1」に指定
  • 入力2(緑枠)
    マイク入力音声を入力するためのチャンネル
    入力元を「内蔵マイク」もしくは外部接続したマイクやオーディオインターフェースに指定
    出力先を「メイン」「Aux 1」に指定(声をモニターしない場合、「Aux 1」は外す)
  • 出力メイン(青枠)
    入力1と入力1で入力した音を聴けるようにするためのチャンネル
    出力先を「内蔵出力」や外部接続したオーディオインターフェースに指定
  • 出力Aux1(黄枠)
    入力1と入力2で入力した音声をキャプチャソフトに出力するためのチャンネル
    出力先を「Soundflower(64ch)」に指定

他にも何か別の機器を使って直接入力するという場合は「入力3」「入力4」、他にも何か出力先がある場合は「出力 Aux 2」「出力 Aux 3」でそれぞれ該当する向け先を指定してください。

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音声付き動画(画面キャプチャ)環境構築方法〜QuickTime Player編〜

デフォルトでインストールされているので、インストール関連でやることといえば、アップデートをしっかりしておくくらいです。

QuickTime Playerの設定

1.新規画面収録機能を立ち上げる

QuickTime Playerを起動し、「新規画面収録」機能を立ち上げます。

画面上部メニューの「ファイル→新規画面収録」もしくは画面下部アイコンを右クリックして出てくる「新規画面収録」をクリックすればOKです。

2.音声入力元を設定

「新規画面収録」を起動すると、小さな四角い画面が出てきます。

録画ボタン(中央赤丸)の右側にある白い小さな下向きのボタンをクリックすると、音声入力元を指定することが出来ます。そこで「Soundflower(64ch)」を指定してください。

3.録画・録音テスト

中央の録画ボタンをクリックして、動画と音声が同時に記録できるかどうか確認しましょう。

4.設定完了!お疲れ様でした!

テストをして問題がなければこれで設定は完了です!お疲れ様でした!

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音声付き動画(画面キャプチャ)録画方法

QuickTime Playerを起動して「新規画面収録」機能を立ち上げ、真ん中の録画ボタンを押せば録画が始まります。

これで好きな画面を音声付きで録画しちゃいましょう!!

まとめ

macで音声付き動画(画面キャプチャ)を無料で撮影する方法をまとめてみました。

ソフトウェアとその設定方法もかなり細かく書いてみたので、お役に立てば幸いです。

これで私も録画・録音ができるようになったので、色々と取り組みを考えてみようと思います!よっしゃやるぞー!

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もいもい
多趣味なリーマン。音楽・ゲーム・旅行等を中心に、興味を持った事柄について取り上げていきます。

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