こんにちは、音楽大好きリーマンのタカムラ(@roze7361)です。
趣味でDTMをちまちまやっているのですが、最近iPadだけでのDTM環境構築に挑戦中です。
DTMといえば、パソコンを使ってポチポチMIDI符を打ち込んでいくイメージかと思いますが、その作業がかなりしんどくなってきたので、その代替案としてiPadを使うことにしました。
PCでの作曲がしんどくなってきた
元々、オーソドックスにMacのLogic Pro Xで頑張ろうとしていたのですが、無理にパソコンでDTMしなくてもいいんじゃないかと思うようになってきました。
というのも、仕事でパソコンを使っているのに、家に帰ってからもパソコンと向かうのはしんどいなぁ、と思うようになってきたからです。
私はサラリーマンとして営業の仕事をしています。お客さんと話をする時は基本パソコンで資料を投影し、オフィスに戻ったらパソコンで資料作成や各種雑務をこなします。
そうなると、1日最大8時間はパソコンと睨めっこした状態になってしまうので、いくら姿勢良く頑張っても、腰も目も首も相当疲れます。
そこからさらに数時間パソコンと向かい合おうとすると、疲れが更に蓄積されて作曲出来るメンタリティにもならないな…というのをこの数ヶ月〜数年で実感したところです。
iPadで作曲するメリット
そんなわけで、なにか違うデバイスから作曲できないかな〜という事で登場するのがiPadです。
元々作曲の補助用具として使おうと思って購入したのですが、最近は殆どKindleリーダーと化しており、せっかくの機能をほとんど使いこなせていません。
そこで、補助どころでなくメインマシンとして機能させられないか?と思って色々弄りまくっています。
そんな私がiPadで作曲する際のメリットはなにか、考えてみました。
iOSは作曲アプリがメチャクチャ充実している
昔からクリエイティブ界隈から一定の支持を受けているAppleだけあり、iOS向けに作曲関連アプリが沢山リリースされています。Androidと大きく異なるメリットはこれです。
iOSでの代表的な作曲アプリは「GarageBand」でしょうか。
Apple謹製の無料アプリですが、これだけで十分作曲する事が可能です。プロも使っているアプリで、例えば、電気グルーヴがアルバム『Tropical Love』を制作した際は、歌以外の殆どの部分をGarageBandを使ったそうです。
GarageBand以外にも、KORG謹製作曲ソフト「KORG Gadget」やパソコンのDAWで御馴染のCubaseのiOS版「Cubasis」などなど、iOS向けDAWは無尽蔵にあります。
また、タッチパネルを活かしたより直感的な入力ができる、ユニークなインターフェースの作曲アプリもあったりして、パソコンとはまた違った音を奏でられるのかなと思ってワクワクしているところです。
携帯性が高い
タブレットだけあって携帯性が高いのも大きな利点です。
私の使っているMac(MacBookPro Early2015)はかなり巨大で、持ち運ぼうとするとかなり面倒です。
一方、私のiPad(第5世代)はハンドバックに放り込んでおけるサイズなので、どこへでも持っていって作曲をすることが可能です。
「家だとくつろいでしまって何も手に付かない!」というようなタイプの方もいるかと思うので、デバイス内で完結する楽曲を制作するという場合には、出先のカフェでiPadを使うと効果的にDTMに取り掛かれるかもしれません。
直感的な入力が可能(タッチ入力)
前段でも触れましたが、タッチパネルを使った直感的な入力ができるというのは、タブレットならではの特色でしょう。
通常、マウスでカチカチとMIDI符を入力していきますが、正直その操作が苦手という人もいると思います。楽器を弾いているみたいな感覚がないので、私もマウスでの入力は正直苦手です。(慣れの問題かもしれませんが、慣れさせるまでに挫折したら意味がない…)
タッチ入力の場合、サンプル音を発音しながら入力出来るソフトもあるので、楽器を演奏している感覚で打ち込みができます。マウス入力が苦手という人も、もしかしたらタッチ入力だとスムーズに入力できるかもしれませんので、一度試してみてもいいかもしれません。
まとめ
今回はiPadでDTMをする話でした。
まだ形にすらなっていませんが、これまでのパソコンありきのDTMとはまた一線を画した曲ができればいいなと思っています。
勿論、通常のDAWでしかできない音作りや処理もあると思っているので、iPadと並行してパソコンでのDTM環境も構築していかなければいけないなぁと思っているのですが、なかなか整備が進まず…。取り敢えずちょっといい椅子でも探してみようかしら。
それでは!