今回は、遅延証明書のもらい方についての記事です。
公共交通機関を利用する際に、事故や安全確認で電車が止まったり、各種トラブルで遅延してしまう時ありますよね。
会社に出勤する時は特にですが、電車の遅延が原因となって遅刻した証拠として「遅延証明書」を提出するよう求められる場合があります。もしかしたら大混雑の中バタバタと出勤したために、遅延証明書をもらっていない!なんていうこともあるかもしれません。
そんな時のために、遅延証明書のもらい方の解説です。
今回は主に電車の遅延証明書についてですが、その他の公共交通機関としてバスと飛行機の遅延証明書のもらい方についても触れます。
遅延証明書はどこでもらえる?
早速ですが、遅延証明書は以下の手段で貰えます。
- 駅(構内改札付近)でもらう
- 駅(窓口)でもらう
- オンラインでもらう
- その他
以下で細かく見てみましょう。
駅(構内改札付近)でもらう
一番見覚えがあるのではないでしょうか。
遅延している路線の各駅の構内改札付近で、駅員さんが手渡しで遅延証明書を配ってくれることがありますので、それを受け取ってください。
駅(窓口)でもらう
改札付近で配っていない場合、駅員さんのいる窓口まで足を運びましょう。
改札脇のエリアにいる駅員さんに尋ねてみるのもいいかもしれません。
ネットでもらう
遅延証明書はオンライン発行してもらう事が出来る路線も多いです。
そのため、もし構内で遅延証明書をもらい損ねたとしても、オンライン経由で入手すれば大丈夫です!
首都圏の主要路線のみですが、遅延証明書をもらえるページをまとめてみました。
JR東日本 |
https://traininfo.jreast.co.jp/delay_certificate/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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東京メトロ |
https://www.tokyometro.jp/delay/list/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。 |
小田急電鉄 |
https://www.odakyu.jp/program/emg/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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京王電鉄 |
https://www.keio.co.jp/train/delay/index.html 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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東急電鉄 |
http://syoumeisyo.tokyu.co.jp/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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西武鉄道 |
https://www.seiburailway.jp/delay/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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東武鉄道 |
http://railway.tobu.co.jp/delay/ 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。 |
京成電鉄 |
https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/delay/index.htm 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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京急電鉄 |
https://delay.keikyu.co.jp/delay/ 上記URL先で、京急電鉄の以下区間の遅延証明書を貰えます。
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東京都交通局 |
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/schedule/delay.html 上記URL先で、以下路線の遅延証明書をもらえます。
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その他
その他として、小田急線については一部の駅のIC専用自動改札機(出口側)で遅延証明書を発行しているようです。
もし小田急線を利用される場合は、自動改札機からもらう事も選択肢として入れておくといいかもしれませんね。
遅延証明書は何分遅延したらもらえる?
遅延証明書は何分遅延したらもらえるのでしょう?
私も度々遅延した電車に乗ることはあるのですが、遅延証明書を発行していなかったりする場合もあったので、遅延証明書を発行する基準が何かあるのか調べてみました。
前述と同じく首都圏の主要路線のみですが、以下のような基準であるようです。
JR東日本 | JR東日本の対象路線で概ね5分以上遅れたもの |
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東京メトロ | 5分以上の遅延に対し、5分単位に切り上げて掲載 |
小田急電鉄 | 5分以上遅れた場合に発行 |
京王電鉄 | 5分以上の遅延時間が発生した場合に発行 |
東急電鉄 | 5分以上の遅れが発生した場合に発行 |
西武鉄道 | 運行が5分以上遅れた場合に10分単位に切り上げて発行 |
東武鉄道 | 5分以上の遅れが発生した場合に発行 |
京成電鉄 | 5分以上の遅延時間が発生した場合に発行 |
京急電鉄 | 5分以上遅れた場合に発行 |
東京都交通局 | 5分以上の遅延が発生した場合に掲載 |
各社とも、5分以上遅延すると遅延証明書をもらえるようです。
小田急や京王は24時以降の電車については遅延証明書をもらえない仕様になっているようですので、夜勤等で移動される方は注意です。
また、西武鉄道には書いていますが、概ね10分単位での記載となるようです。例えば、5分の遅延なら10分、15分の遅延なら20分と記載されるイメージですね。
5分以内の遅延だと証明書をもらえず困る時もあるかもしれませんので、予防のために早めの移動をしてくださいね。
遅延証明書をもらえる期限は?
遅延証明書をもらい損ねた!という場合に、遅延証明書をもらえる期限があるのか調べました。
以下はウェブサイトに遅延証明書が掲載されている日数で、全て遅延発生当日を含んだものです。
JR東日本 | 45日分 |
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東京メトロ | 36日分 |
小田急電鉄 | 7日分 |
京王電鉄 | 8日分 |
東急電鉄 | 1ヶ月分 |
西武鉄道 | 35日間 |
東武鉄道 | 30日分 |
京成電鉄 | 35日分 |
京急電鉄 | 7日分 |
東京都交通局 | 35日分 |
大体1週間か1ヶ月といった感じですね。
小田急、京王、京急を利用される方は、1週間程度でもらえなくなってしまうので、早めにもらうようにしましょう。
その他交通機関(バス・飛行機)での遅延証明書のもらい方
これまで電車の遅延証明書のもらい方について書いてきましたが、ついでにバスと飛行機での遅延証明書のもらい方についても調べてみました。
バスの遅延証明書のもらい方
バスに乗る時も、特に朝方の出勤時間と重なってしまうと遅延してしまう場合もあるかと思います。そのため、バスの遅延証明書のもらい方も調べてみました。
これは各社で大きく違うようなので、ご自身の日頃利用される路線の運用会社に問い合わせてみて下さい。私が調べる範囲で出てきた首都圏の会社だと以下のような感じでした。
東急バス | 営業所からFAXで発行 |
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京成バス | 各路線営業窓口、FAX、郵送で発行 |
小田急バス | 各営業所、案内所窓口、お客様センターで発行 |
神奈中バス | 各営業所・サービスセンター、FAXで発行 |
FAXや郵送など、かなりアナログな対応に限られているようです…。オンラインでの遅延証明書発行は、見当たりませんでした。
一方で、阪急バスや静鉄バスではオンラインでの遅延証明書発行対応しており、進んでいるなぁと思いました。
飛行機の遅延証明書のもらい方
飛行機も、出発が大幅に遅延してしまう時もありますよね。
飛行機で遅延した時も、会社によっては遅延証明書をもらえる事があるようですので、国内線に限ってですが複数路線を調べてみました。
JAL | ウェブサイトからもらえます ※一部路線は電話か空港カウンター |
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ANA | ウェブサイトからもらえます |
スカイマーク | 空港カウンターもしくは予約センターへ電話 |
ピーチ | ウェブサイトからもらえます |
ジェットスター | 特に言及なし(コールセンターに問い合わせ?) |
スカイマークのみ、オフラインのみでの対応となるようです。
また、ジェットスターについては遅延証明書についての言及がなく、そもそも遅延証明書をもらえるのか微妙です。必要あればコールセンターに問い合わせる必要がありそうです。
まとめ
今回は遅延証明書のもらい方について調べてみました。
電車だけでなく、バスや飛行機の遅延証明書のもらい方についても調べてみましたので、もし遅延証明書をもらわなければいけない状況になった時は参考にしてみてくださいね。
ちなみに、なんでこんな記事を書いたかというと、最近やたらと公共交通機関の遅延に巻き込まれることが多いからです。
自転車や自動車で全て事足りる地方に住んでいた身としては、公共交通機関の遅延はあまり馴染みがなく、遅れていてイライラするというよりは「何があったんだろう…人身事故とかじゃないといいな…」といった方向で考えてしまいがちです。
そのため、遅延の原因が人身事故だった場合、非常に悲しい気持ちになります…。
皆日々の生活で色々あるのだろうと思うのですが、そういった人が少なくなる社会であってほしいなぁと思う今日この頃です。余談でした。
それでは!